【鹿のスぺアリブができるまで】
材料:鹿のアバラ1枚。
醤油、ミリン、日本酒、塩コショウ、タマネギ、
蜂蜜、ニンニク、生姜、呑み残しの炭酸飲料・・
鹿のアバラ(片身):
アバラを外側から見ています。割合と小さい鹿やね。
内側から見ると、こ〜なってます。
鳥をバラす時と一緒で、関節のつなぎ目に、そこに刃を
入れれば関節がバラけるよ・・とゆ〜ポイントがあります。
探りながら刃先を入れるよ〜にして、2〜3回経験すれ
ば、誰でもスグにバラせられるよ〜になりますよ。
はい。このと〜り。
今回の小さい鹿のアバラ1枚でこれくらいの量になります
から、雄の三又大鹿とかやと結構かさばります。
タマネギを摩り下ろします。
とりあえず、アバラを並べたに摩り下ろして残ったタマネギ
を乗せときます。(おろしたのはボウルへ)
今回は和風味付けでいきます。
摩り下ろしたタマネギに、日本酒・醤油・ミリンを加えます。
これがベース。今回入れてませんが、生姜・ニンニクの摩
り下ろしを加えるのもこの時。意味的には焼肉の揉みダレ
と一緒。
洋風の時は、赤ワインベースで、セロリなどの香味野
菜とかニンジンとかをタップリ入れます。
甘みと焼き上がりの風味付けに蜂蜜も加えます
コーラやジンジャエールの呑み残しがあれば、それも。
豚のスペアリブとは違い、脂のない肉なので、あまりこってり
した味付けにはしません。
味の濃さは漬け込む長さに応じて調整。
よくかき混ぜた漬け込みダレをかけます。
アバラが充分に浸かるよ〜にタップリと入れます。
黒胡椒を振ります。
黒胡椒の量はタップリと。(なんでもタップリやな..^ ^;)
この状態で冷蔵庫に3・4日〜1週間ほど寝かせますが、
ベストを言えば漬け込み途中で天地を返して味付けの
ムラがでないように。それが面倒くさければリードペーパ
ータオルを表面に1枚かぶせて漬け汁がまんべんなく肉
にまわるようにします
ちゃんと食べきると、真ん中の骨みたいに真っ白に
なるところまで食べられます。
蟹の場合と同じく、これ食べだすとみんな静かにな
りますね。
冷蔵庫から取り出し、魚焼きグリルで焼きます。
たくさん一度に作りたい時はオーブンで。ただしオーブンは
水分が飛びやすいので注意。高速コンベックがあれば問
題ないですが・・
アバラをバラす時には結構肉がへばりついているよ〜に
思いますが、浸かっている間に水分が抜けて量が減った
よ〜に見えます。
洋風にワインで漬け込む時は、焼く前に塩を打ちます。
片面ずつ3〜5分くらい焼きます。
焼くと、もう肉片など感じられず、ただ骨が焦げておる
くらいにしか見えませんね。
はい。これで出来上がりです。
これくらい焦げ目が付いとるくらいが美味しい。あまり生々
しいより香ばしさが出ます。