龍門寺

寛文元年(1661)、「不生禅」を説いた盤珪国師
の開基により、濱田の豪商 灘屋一族の寄進で
建立された。
写真の大門は延宝8年(1680)、左奥の松の後
ろに見える鐘楼は元禄5年(1692)の建立。

龍門寺の西(画面左方向)は、すぐに中川の堤
になっており、濱田と苅屋の村境になる。
屋台に電飾を付ける以前は、夕闇迫る中で高張
り提灯を掲げ、総出で迎えに出ていたとのこと。
送りに出てくれた苅屋の若い衆との別れの儀を
行うのも、この大門前。
近年は、ご住職のご好意で、かがり火を焚いた
中で行われるのが恒例となった。
            昭和13年(1938)頃の撮影


龍門寺松並木

           昭和9年撮影